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名取洋之助と日本工房 [1931-45] ――報道写真とグラフィック・デザインの青春時代 図録
(価格:2,500円<税込>・送料:500円<税込>)

 日本の報道写真とグラフィック・デザインの先駆となった名取洋之助と日本工房の活動を紹介した初の大規模展「名取洋之助と日本工房 [1931-45] ――報道写真とグラフィック・デザインの青春時代」が、2006年2月から12月にかけて福島県立美術館、川崎市市民ミュージアムなどで開かれました。

 日本工房は1933年に名取洋之助(1910−62)によって設立された伝説の制作集団です。21歳でドイツ最大の出版社の契約写真家となった名取が、帰国後に設立しました。若き日の土門拳、藤本四八らの写真家、山名文夫、河野鷹思、熊田五郎、亀倉雄策らのデザイナーが集い、34年、対外宣伝誌『NIPPON』を創刊しました。写真を美しくレイアウトし、英・独・仏・スペイン語の文章を付けた誌面は、高く評価されましたが、海外向けのため長らく全貌が知られず、幻のグラフ誌とされてきました。近年の研究によって44年の36号まで刊行が確認されています。

  本書は、『NIPPON』全号の表紙や掲載ページを中心に、日本工房が発刊したその他の雑誌、名取、土門らの写真など豊富な図版を年代順に掲載しています。近年の研究の成果も盛り込まれ、戦前・戦中のデザイン、写真、文化を学ぶ上で必携の書です。

■サイズ:A4判変型、175ページ。
■発行:毎日新聞社

<目次>
巻頭論文「日本工房を率いた名取洋之助」(白山眞理)
1 報道写真の夜明け [1931-34.3]
2 『NIPPON』創刊 [1934.4-37.8]
3 国策と対外宣伝 [1937.9-41.11]
4 拡散と消耗 [1941.12-45.8]
エピローグ [1945.9-63]
参考文献――名取洋之助と日本工房は、いかに伝えられてきたか

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